​受け入れ企業様インタビュー
R社(大阪府)
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事業:精密板金加工
実習:溶接
国籍:ベトナム
​時期:2020年より受け入れ

●特定技能者を受け入れてみようと思われたきっかけは?
人手不足で日本人を募集するもあまり意欲を感じることができず、ベトナム人の特定技能者を受け入れてみることになりました。同じ業種で経験があることや実習時の評判などから戦力になるのではないかと思い、1名を採用しました。実習生3名の入国を待っていましたが、リーダー候補の1名がキャンセルとなったため、先行してリーダーを務めてくれる人材を育てたかったというのも理由のひとつです。

●特定技能者を受け入れてみてどうでしたか?
日本語は7割程度理解しているので、コミュニケーションには困りませんでした。溶接の技術は期待通り。前職の経験を生かして仕事をこなし、実習生に対して教えないといけないという姿勢も見られます。しかし、想像していたほどのハングリー精神はありませんでした。背負っているものがあるので仕事は真面目にこなしてくれますが、残業や休日出勤を積極的にやりたいかというとそうでもないようです。意欲だけで見れば、実習生の方が勝っています。

●特定技能者に次いで入ってきた実習生。いかがですか?
まず、思いのほか日本語が伝わりませんでした。日本語で指導する時は、実際にモノを見せながら書いて教えるようにしています。また、2週間に1回30分~1時間テストを行っています。作業については、どこまで理解しているのかイマイチつかめない部分があります。すぐになんでも「できる」と言ってしまうためです。前回やったからといって過信せずきちんと指導しなければなりません。とはいえ、日本人社員より集中力があるので、4か月経った今では任せられる作業が増えてきました。一方、積極的に日本人の友達を作ろうという姿勢はあまり見られません。ベトナム人同士のコミュニティの方がラクだからだと思います。

●社内の雰囲気はいかがですか?
日本人が増えるよりもフレッシュで、現場の雰囲気は上々です。刺激を受けている日本人社員も多く、「若い彼らに負けてはいられない。自分の立場が危うくなる!」と、お互い切磋琢磨するようになりました。受け入れてよかったし、次もまた受け入れたいと思っています。

●今後の海外人材についてはどうお考えですか?
今回はたまたま同じ業種で経験のある特定技能者と出会えましたが、いつでもそううまくいくわけではありません。かなりのレアケースであり、本来は技能実習生として受け入れてイチから育てていかなければならないと思っています。その中で彼らから、「特定技能者として残りたい」と思われる企業になることが我々には必要です。彼らは色々なコミュニケーションツールを持っているので、会社の評判はすぐに伝わります。彼らに選ばれなければ、新しい実習生にもつながりません。

●実習生受け入れを検討中の企業様へ一言
決して安くて気軽な労働力ではないので、受け入れる以上は真剣に取り組むべきであり、そうしないと良い育ち方もしません。覚悟をもって本音でぶつかっていけば、それなりの反応がきちんと返ってきますし、受け入れる価値はあると思います。

 

W社(兵庫県)
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事業:各種機械・同部分品製造修理業
実習:機械加工・普通旋盤作業
国籍:中国
実習生は一生懸命やってますし、効率も上がってきてます。始めは正直言って心配でしたけどね(笑)。実はあまり技術力に関しては期待していなかったのですが、中国に行ってから印象が変わりました。これだけの技術があるのか、と。とても良いですよ。
今、立場は社長よりも従業員の方が強いですね。バーベキューの計画も従業員が全て立てましたからね(笑)。休み時間を使って、コミュニケーションも盛んにしているようですし。また、実習生は自分の道具や機械をとてもキレイにしますよね。だからというわけではないんですが、週に一回は全体的に大幅な機械などの掃除をするようになりました。
意欲は凄いですよ。休まない、というより、休みの日も技術を学びたいと相談しに来て困ってます(笑)。
S社(大阪府)
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事業:アルミニウム・同合金プレス製品製造業
実習:金属プレス加工・金属プレス作業
国籍:ベトナム
昔、私の得意先にベトナム人が多く働いているところがあって。その方たちがとても周囲に調和していたんです。だから最初から好印象でしたね。コミュニケーションについては、『言葉は通じないと思っておいたほうがいいよ』と知人から釘をさされていたので、それが逆に良かったみたいです(笑)。若いから覚えるのが早いですしね。
海外面接に参加しましたが、背筋も伸びているし、日本語を分からないながらに一生懸命聞こうとする。熱意を感じました。それから、人懐っこくて、笑顔を絶やさないですね。こっちの目をジーッとみて、目をそらさない。
 
「お互い『よろしくな』『ありがとうございます!』という熱い感じで、固い握手をしました(笑)。今の日本人では体験できない感覚かもしれませんね。しかも、その意欲が日本に来てからもずっと継続している。時折、僕の気持ちをちゃんと分かってくれているのか、日本語を間違えているのか『社長、感謝してます』と言ったりしてきます(笑)